日本とは近いようで遠い国に中国があります。
中国には上海と北京を含めて出張で三回行った事があるので
その経験をもとに英語が通じるのかぶっちゃけたいと思います。
「なお、これは完全に私の主観」となりますので、
参考程度に留めてもらえたら幸いです。
ホテル
「ホテルは通じると思っていいでしょう」
もちろん、それは民宿のようなところはではなく、「楽天トラベル」や「じゃらん」
などから予約できる外国人も泊まるようなホテルの場合です
いつも日本の旅行サイト経由で予約していますが、ホテルのフロントだけではなく、
ホテルのバーやレストランにも英語が流暢なスタッフが多かったです。
スーパー
えーと、本当に人によるのかもしれませんが、面白いくらい通じません(笑)
むしろ、こちらが英語で話しても永遠と中国語で話しかけてきます。
中国語は抑揚のある言語なので、正直怒られているようで辛かったです(笑)
とはいえ、レジ係は大抵親切で
「身振り手振りのジェスチャー」と「英単語」だけでも
理解に努めてくれる方が大勢いました。まあ、仕事と言ったらそれまでですが。
「クレジットカードを使いたければ、カードをスライドするジェスチャーで通じますよ」
ただ、例えば警備員さん。中国だと結構スーパーの出入り口に警備員さんがいて、
持ち物チェックをしています。一度店に入ってからトイレなどで
精算前に出入り口から出ようとすると警備員さんの前を通る必要があるので、
話すことになるのですが、「英語が通じない、通じない...」です。
最後は諦めて通してくれたのですが、
なんて言っていたのかもちろんわかっていません。
まあ、私は買い物時は大概手ぶらだったのが良かったのかもしれません。
カバンを持っていても無言で中身を見せれば何も言われないのは確かです。
ローカルなレストランや屋台
外国人の見当たらないローカルな場所では残念なことに
英語が全く伝わりません。
注文をするのも一苦労です。英語メニューもほぼないです。
指差し確認するしか術はありません。
上海や北京でもこのレベルなので、地方都市に行ったら
英語は通じないと思った方が良いでしょう。
英語が通じなくて途方に暮れた場合はどうすれば良いのか?
若い人を探そう
それでも、日本人より中国人の方が英会話が優れている人が多いです。
特に若い人であれば英語が通じる可能性が高いです。
「若い人は総じてフレンドリーでした」
若い人はこちらが困っている時に目が合えば自主的に話しかけてくれます。
日本だと目が合ってもスルーされる場合が多いので、
この時ばかりは感激しました。
旅行用に薄い本を一冊用意しよう
「旅行で使うフレーズはだいたい決まっています」
旅行用の薄い本を一冊持っていけばうまく発音できなくても
本を見せれば良いので、重宝しますし、何より安心できます。
というか中国語は発音が一番難しいので、
付け焼き刃の発音では通じない可能性が高いです。
よって、フレーズ集を一冊持っていれば困った時でも大丈夫です。
スマホがあればスマホでも良いですが、海外ローミングだと割高ですね。
日本からモバイルWiFiを持参していればスマホでググれば一発ですね。
モバイルWiFiで悩んだら、「海外WiFiならイモトのWiFi」を持参しましょう。
まとめ
「出張ならまだしも、中国で一人旅だと言語で苦労することも多いです」
とはいえ、本場の「中華料理」をはじめ、見所満載な場所も多いのが中国です。
少しでも興味があれば、いっそのこと中国語を勉強するのも良いかもしれません。
中華圏は中国だけではないですし、日本でも中国語を聞かない日はないはずです。
学んで使わないということもありません。
2020年には日本でのオリンピックも控えているので良いきっかけかもしれませんね。
中国語の文法は簡単だと言いますが、最大の難関は発音です。
逆に発音ができればあとは単語を覚えるだけです。
まあ、漢字ごとに発音は別途学ぶ必要がありますが...
話が脱線しましたが、中国では英語が使えるところは限られています。
だからといって恐怖することはありません。
どの国でもそうですが、最終的に必要なのはコミュニケーションスキルです。
最悪、身振り手振りだけでも、知っている単語を並べるだけでも、
こちらが一生懸命コミュニケーションをとろうと努めていれば、
相手も応えてくれます。
ということで、中国に行く機会がある方は参考にしてみてください。