尾瀬で温泉なら尾瀬戸倉温泉平人旅館がおすすめ

あけましておめでとうございます。

年末年始もあっという間に過ぎますね。私も昨年の10月から職種チェンジがあり、毎日残業に明け暮れて死にそうになりながら年末を迎えてリフレッシュできると思ったのも束の間...仕事が始まる恐怖と戦っています(笑)

とはいえ、年末年始は温泉を満喫しました。寒い時期だからこそ温泉のありがたみをひしひしと感じました。

今回二泊したのは「尾瀬戸倉温泉平人旅館」です。尾瀬といえば春から秋にかけてはハイキング。冬といえばウインタースポーツが有名です。当方はウインタースポーツをしないので正直なところ、真冬に尾瀬は失敗だったかもとバスを降り立った時にまず思いました。

理由はこの写真を見ていただくと明確ですが、とにかく雪がすごい。気温もマイナス10度以上にもなるので雪が降っていれば外はまともに歩けません。しかも年末年始ということもあり、近くのお店も空いておらず、唯一空いていたのは近くの酒屋くらいでした。

この写真だけじゃ伝わりにくいかもしれませんが、十数センチくらいはゆうに積もるので歩くのもなかなか大変でした。とはいえ、雪と無縁の地域に住んでいるのでその幻想的な景色は楽しめました。ただ、現地の人の話を聞くとなかなか大変みたいです。毎日雪かきする必要ありますし、それだけでも結構な重労働です。

話が脱線しましたが、「尾瀬戸倉温泉平人旅館」についてレビューします。

尾瀬戸倉温泉平人旅館の外観内装は？

バス停留所から徒歩2-3分の距離にありますが、吹雪いていたので「尾瀬戸倉温泉平人旅館」の看板を見つけたときは思わず安堵しました。

内装はザ・民宿という感じでめちゃくちゃ好みです。

畳の部屋も適度な広さで二人で十分のスペースがありました。冷蔵庫はないですが、暖房を入れていても押し入れは冷蔵庫のようなものです。押し入れに入れておけば飲み物は冷え冷えです。

廊下には共有の洗面台があります。

温水便座付きのトイレが私的には助かりました。

尾瀬戸倉温泉平人旅館の温泉は？

お風呂は一階にあります。唯一の不満は入浴時間の制限があるところです。掃除の時間を加味すると仕方ないことだとは思いますが、朝は7時から9時。夜は16時から22時なのでお昼の時間帯に少しでも入れたら良かったのにと思ってしまいます。

「タオルが風呂場に常備されているのは大きなメリットです」

手ぶらでお風呂に行けるのは助かりますよね。とはいえ、バスタオルが完備されていないのがマイナスポイントですかね。

「浴槽はそんなに大きくないですが、タイミングが良ければ貸切状態です」

基本的にウインタースポーツメインの宿泊客なので、温泉はオマケみたいに思われている人が多い印象です。従って、何度も温泉に浸かる人は少ないのかと思います。年末年始のタイミングとはいえ宿泊客は多かったですが、少し待てば貸切状態で温泉を楽しめたのは良かったです。

温泉は時間帯により温度が変わります。16時以降は43-44度くらいあり、そこから朝にかけて温度が下がっていきます。そういった前提条件はありますが、温度を調節することもできるのでいつでも快適な温度で楽しめました。

「硫黄泉ということもあり、身体がしっかりと温まりますよ」

尾瀬戸倉温泉平人旅館の食事はどうなの？

朝食

メニューは毎日変わります。量も写真で見るとそうでもなさそうに見えますが十分お腹いっぱいになりますよ。

そして、何よりお米がおいしいんですよね。今まで3杯食べたことなんてなかったのですが、ペロリといけちゃいました。心残りはお米の銘柄を聞けなかったことですかね。

夕食

「12月31日には年越しそばをいただきました」

個人的にはニジマスの塩焼き、栗の炊き込みご飯とポトフが格別でした。お野菜も旨味が凝縮されていました。

尾瀬戸倉温泉に行く時に気をつけることとは？

「尾瀬戸倉温泉平人旅館」を総括する前に「尾瀬戸倉温泉」についても触れておきます。

尾瀬戸倉温泉の電車の最寄駅は沼田駅です。沼田駅から尾瀬戸倉に行くにはバスを乗ります。そこで気をつけるべきことを３点お伝えします。

バスの本数が少ない

基本的に1時間に一本なので、バスの時間を考慮して沼田駅まで目指してください。

バスの所要時間が1時間半前後

「バスに乗る前にトイレを済ませてください」

沼田駅から尾瀬戸倉駅までなんと、30km弱もあります... バスの中にトイレはないので沼田駅で用を足して下さい。食事も済ませるようにしたほうが無難です。駅前にはおいしいお蕎麦屋さんの松乃家がありますよ。

バスカード購入が割安

バス料金は沼田から尾瀬戸倉駅まで片道2,100円かかります。つまり、往復4,200円です。距離が30kmなので値段は妥当ですが、バスで片道2,100円はなかなか聞いたことはないはずです。

しかしですよ、バスカード(販売額：3,000円)を買えば4,350円分付いてきますのでめちゃくちゃ得ですよ。バスカードはバスの運転手から買えますので、バスに乗ったら声をかけてみて下さい。

それでも私が尾瀬戸倉温泉平人旅館をおすすめする理由とは？

「コスパの一択です」

ただでさえ年末年始は宿泊料が高騰する時期です。今回は二人で二泊二食付きプランでしたが、その金額は年末年始とは思えないほどでした。

「一人一泊で7,000円程度ですからね」

年末年始にも限らずありがたい限りです。温泉目的の私でさえ満喫できたので、ウインタースポーツ目的で尾瀬での宿泊を検討しているなら「尾瀬戸倉温泉平人旅館」一択です。

尾瀬戸倉温泉　平人（ひらんど）旅館

posted with トマレバ

群馬県利根郡片品村戸倉654 [地図]

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じゃらん

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ハイキングの時期には改めて訪れたいと思わせてくれた宿でした。