「GWを利用して伊東に2泊3日滞在しました」
with コロナの時代から2年経ちましたが、旅行を通してようやくコロナ前に戻りそうな雰囲気を電車の予約状況で把握しました。直前でも予約できるだろうというのは既に甘い考えです。予約が取れずに鈍行で伊東まで訪れました...
それでも横浜近郊に住んでいるだけあって、ドアツードアで3時間未満だったので所要時間は他の旅行先と比べると短いくらいでした。
さて、初伊東で滞在したのは「陽気館」という明治43年創業の温泉宿でした。2泊3日滞在しての食事や温泉などを正直ベースでレビューしたいと思います。
陽気館の館内の雰囲気は?
老舗の温泉宿だと知っていたので内装も時代を感じさせる作りだと勝手に思っていましたが、良い意味で期待を裏切られました。
家具に疎いので適切な表現が難しいですが、上品で清潔感があり時代を感じつつも落ち着いた雰囲気が室内で調和していました。
「そして、二階に行くには登山列車を利用します」
「登山列車を降りると二階です。二階には露天風呂と客室があります」
「一歩部屋に入ると広々とした和室に縁側もありでこの時期は窓を開けると鳥の囀りが身も心も癒してくれます」
「部屋にはなんと岩風呂があります。蛇口をひねると一日中源泉100%の温泉を楽しめます」
正直、これだけでも十分来た価値があると感じました。写真だけでは小さいかなと感じる人も多いと思います。ただ、実際に使ってみるとわかりますがこの大きさだからこそ入りたい時にすぐに湯船を満たせます。源泉掛け流しのため、入浴のたびに入れ替えて新鮮な温泉を楽しむことができます。
温泉に入りたいと思えば秒で入れてしまう。これは温泉好きにとっては理想な環境です。
陽気館の温泉はどうだった?
「陽気館では二種類の源泉を楽しめます」
一階の内湯では単純泉で、露天風呂と部屋の岩風呂は塩化物泉です。
露天風呂
「露天風呂は混浴です。女性専用の時間帯もあるので気になる方は女性専用の時間帯の利用をお勧めします」
「塩化物泉は泡立たないため、身体を洗いたい場合は内湯を使うとよいでしょう。石鹸なども常備されていません」
湯も透き通っています。露天風呂にも関わらず枯葉など一切なくきれいでした。
「露天風呂からは伊東の景色も一望できます」
内湯
「内湯は大と中の二種類あり、時間帯により男湯と女湯が入れ替わります」
内湯(大)
内湯(中)
内湯は一階にあるので一度しか利用しませんでした。二階に行くには登山列車を利用する必要があり、気軽にアクセスできなかったからです。特に22時半以降は登山列車が使えないため、自力で80段の階段を行き来するのはなかなか骨が折れるからです...
「私の部屋は二階の奥だったので、結果的には部屋の岩風呂と露天風呂で十分すぎるほど満足でした」
陽気館の食事はどうだった?
朝食
「朝からバライティ豊かな品数で心もお腹も満たしてくれます」
夕食
「夕食も量が豊富なので一部は夜食としていただきました」
「申し込んだプランのおかげでシャンパンとアワビが二日分含まれていました」
やはり海も近いためか特に海鮮が新鮮で品数も多いためお酒もすすみました。浜松が近いためか鰻がとても美味しく感じました。まさに贅の極めですね。
なお、二日目のデザートはグレープフルーツでしたが、写真撮るの忘れてしまいました...
陽気館の総括
「温泉好きなら陽気館です」
そして温泉好きなら岩風呂付きの部屋一択です。部屋でまったりして思い立ったら秒で温泉を満喫できる。そんな宿はなかなかないです。少なくとも源泉掛け流しの温泉を部屋で楽しめる旅館にこの価格帯で出会ったことは一度もないです。
「食事も部屋食なので、観光目的ではなく休むための旅行なら陽気館で決まりでしょう」
たまには力を抜いて温泉に浸かりながらゆっくり過ごしたい日は誰にでもあるはずです。少しは観光もしたいとお思いなら「伊豆シャボテン動物公園」なら老若男女楽しめるはずです。
「写真が全く撮れていないですが、シャボテンと付く通り、サボテンもメインです」
自分の好きなサボテンを組み合わせてオリジナルのサボテンを購入できるサービスもあるようです。私の場合はもっぱら動物たちと触れ合うのが目的だったので今回はスルーしてしまいましたが、ここでしか見られないレアなサボテンも多いようです。
放し飼いにされている動物も多いです。リスザルやカンガルーやエミューなど、他では触れられない動物とも触れ合えるのが何よりも良かったです。
伊東駅から20-30分程度のドライブで行けますし、レンタカーも駅前にあるのでぜひ機会があれば行ってみて下さい。
伊東は南関東からアクセスしやすいので、週末にサクッと行くのもありですよね。