海外で必ず遭遇する問題の一つにトイレがあります
日本ではウォシュレットがもはや当たり前で公共施設でも設置されていない所を
探すのが困難なくらいです。一方で海外では真逆ですね。
しかも、海外だとトイレットペーパーが固いなどの他の問題もあり、
余計にウォシュレットが求められる状況です。
そういった時に効果を発揮するのが携帯用ウォシュレットです
私が携帯用ウォシュレットを使うきっかけになったのはTOTOの
YEW350を偶然もらったことからです。
その時は携帯ウォシュレットが普及したばかりなので存在も知らず、
ただただ、その利便性に歓喜したのを覚えています。
ただ、どんなものでも寿命を迎えるもので、五年愛用したTOTO製品のものが
壊れたのをきっかけで同じ商品を探していました。
それで、値段を見てまずは驚きました。
ろ...六千円。製品自体は優れていて、多少雑に扱っていても五年は使えたので元はとったのは事実です。
でも、ちょうど金欠なのも重なって躊躇してしまいました。
そんな時に出会ったのがViaes(ビアエス)の携帯用ウォシュレットです
聞いたことないメーカーだったのですが、値段がTOTOのYEW350の二分の一未満だったので迷わず購入しました。
同じく携帯用ウォシュレットの購入で迷っている方がいたら参考にしてみてください。
パッケージは?
Amazonで買いましたが、ダンボールから出すとこのように梱包がされていました。
箱に入っている状態で持ち上げてみましたが、片手で長時間持っても重くは感じません。
ちなみにTOTOのYEW350は313gで、Viaesについては330gなので、たいして違いはないです。
女性でも持ち続けていても手が疲れることはないでしょう。それに、重ければ用を足すまでは
床に置いておけば良い話です。
裏にはしっかりと特長が書いてあります。まあでも、ここは使っていくうちに
わかるでしょう。
なお、画像でわかりますが、あくまでもタンクが本体に被さって収納されているので、
実際に使う時は両方を繋げるので倍の長さになります。
サイドにもご丁寧に特長と付属品の記載もあります。
付属品は?
まずは開けると「製品取扱説明書」が目に入ります。
まず目につくのがセット内容です。付属品は本体と専用袋、予備ノズルに電池ですね。
予備ノズルはケースの裏についています。
説明書を開くとこのようになっていますが...正直、読まなくても大丈夫です。
予備のノズルに替える時に読むくらいです。
わからないところがあれば必要に応じて読むのが良いでしょう。
実物は?
実物はTOTOのYEW350に比べると大分スリムです。ただ、TOTOのYEW350は本体とタンクが一体型なので、
長さはViaes(ビアエス)の方があります。
このようにタンクの底を時計回りに回すと本体が姿を表します。
繰り返しますが使用時はこの二つを繋げるのでその分長くなります。
まずは電池を入れてみましょう。本体の底はこのようになっています。
ツマミをあげて逆時計回りに回すと電池入れが姿を見せます。
あとは簡単ですね。電池を入れたら先ほどの逆の手順で閉じるだけです。
水は140ml入ります。足りないと思われる方もいると思いますが、そんな心配は無用です。
水を入れたらそのまま本体をタンクと重ねます。重ねた後で逆時計回りにするとしっかりとはまります。
HとLのボタンが見えますが、これは出力を示します。Hがハイ(高)でLがロー(低)ですね。
裏返すとノズルが見えますので、ノズルを手前に引くと使用準備完了です。
あとはHかLを押すことで出力されます。
使い心地は?
まず、それぞれの出力時間ですが、Hを選ぶとおよそ40秒で140mlの水が使い終わります。
Lを選ぶと70秒近く持ちます。
基本的に用を足した後で手にするので重さはさほど気になりません。
女性でも1分持てば良いので結果、誰でも問題なく使えるでしょう。
製品が長くて使いずらいと思うかもしれませんが、重さはないので、
逆にピンポイントで狙えるところが利点と言ってもいいでしょう。
安い製品にありがちな品質ですが、照射に強弱があるということもなく、
一定の強さで出力されますので心配はいりません。
注意点は?
注意点は二つあります。
通常の自宅用ウォシュレットはこのように強弱が五段階です。
私の体感ではHが自宅用ウォシュレットの2で、Lが自宅用ウォシュレットの1かそれ未満です。
それ自体に不満はないですが、製品の仕様上、60秒経つと自動停止するところが一つ目の注意点です。
Lを選択すると70秒と書きましたが、60秒で一時停止するので、
その後10秒のために再度Lのボタンを押す必要があります。
正直、10秒などあってないようなものなので、どうしてこういった仕様になるのか理解に苦しみます。
実質、Lは60秒と理解した方が良いかもしれません。
もう一つの注意点はHとLのボタンが裏側にあるところです。
※ノズルから水が噴射する側はボタンとは反対の位置にあるからです。
製品の使用上、HかLを一度押せば、押し続ける必要はなく水は出続けます
そのため、不満とまでは言えませんが仕様だと認識する必要はあるでしょう。
水が出終わると自動停止ではなく、ウイーンという機械音が続くので再度ボタンを押して
停止する必要があるのもなにげに手間です
結局お勧めできるのか?
多少の不満もありますが、一週間使ってみてTOTOのYEW350に顕著に劣っているとは思いませんでした。
値段のアドバンテージもありますし、あとはどのくらいもつか、これに尽きるでしょう。
とは言え、海外出張の頻度が多くなければ高い製品をわざわざ買う必要はないです
私はとりあえず一週間の出張期間中壊れなければ良いという認識でしたが、
七日間毎日使ってもバッテリーも問題ないですし、壊れる気配もありません。
使って一週間で結論を出すのは早いですが、買って正解だったと思います。
メーカーに不安だということでしたら、TOTOのYEW350を買ってもきっと後悔しないでしょう。
少なくとも値段以外に不満を感じる点はありませんでした。
結局はどちらを選んでも満足できるはずです。