語学を学ぶ上で最も重要なのは単語です
単語さえわかれば最低限こちらの言いたいことは伝わります。
英検は英語を語る上では避けられない検定であり、一級を持っていれば誰もが認める英語力と言えるでしょう。
通訳とか翻訳は別次元ですが、一般人からすれば
それだけの価値があります。
そしてその英検一級のための単語帳、巷ではパス単が人気です。
私もパス単を買いました。買いましたが、なかなか覚えられない
相性の問題と片付けたくはないですが、自分には合いませんでした。
英検準一級を受けた時もパス単を買ったのですがダメで、アルクのキクタンで対策しました。
キクタンは他の単語帳とは違い、独特のリズムに乗りながら
英単語→日本語訳→英単語の順で音声が流れます。単語が終わると英文が流れます。
単語は単体で覚えようとするのはハードルが高いです。
英文という流れの中だと覚えやすいですし、使われ方もわかります。
単語は音読して、書いてを繰り返して覚えるというイメージがあるかもしれないですが、
キクタンは聞いているだけでも継続していることで耳に残ります。
私は現に2ヶ月間欠かさずに聴き続けただけで、準一級の時は語彙で8割取れました。
キクタンに良いイメージを抱いていたのとAmazonでのレビューも
概ね好評だったので一級用にも購入しました。
購入してみて感じたのは単語帳にでも相性はあるな、ということでした。
もしかしたら単語帳ではなく、勉強の仕方に問題がある可能性も否定できません。
それでも大切なのはいかに勉強しやすい方法を見つけるかに尽きるのだと思います。
何事においても共通する、何かを習得するのに必須なことは継続です
人がオススメするテキストや勉強方法は参考になります。
でも、それが必ずしも自分に合うかといったら微妙ですよね。
実際に続けられるかどうかはやってみないとわかりません。
そして、私は3ヶ月間の通勤時間を使い、ひたすら下記方法のみを試し、7割は覚えました。
- 1日20単元。英単語→日本語訳→英単語の順に音声が流れるので、2回目で発音。
電車の中では発音は無理でも口は動かします。単語の後に英文が流れるので同じく発音。
※70日を想定して作られているので、70単元あります。
これだけです
1日20単元とは言いますが、コツがあります。私は以下のようにローテーションしています。
通勤往路 通勤復路
月:61-70 01-10
火:01-10 11-20
水:11-20 21-30
木:21-30 31-40
金:31-40 41-50
土:41-50 51-60
日:51-60 61-70
重要なのは覚えた次の日と7日後に復習することです
以前の記事でも取り上げましたが、単語が定着するためには適切なタイミングでの復習です。
私の場合は通勤時間がちょうど10単元分の時間にあたるためにこのように学習してます。
平日は通勤時間のみの学習なので、非常に効率的ですよね。
3ヶ月が経過したら自然と7割近く覚えていました。
その上で英検の語彙でオススメされる語彙問題完全制覇を解きました。
この語彙問題集は統計的に出やすい問題をまとめているので、
本番に近い環境で力試しないし、練習をこなすことで語彙力を高めることができます。
試しに全問目を通してみました。
ぱっと見ですが、6-7割以上はキクタンのみで解けます。
ただ、解けるというだけで選択肢の4単語全てがわかるわけではありません
なぜか、正解の選択肢とキクタンにある英単語で被っている問題が多かった印象がありました。
ですので、両方で重複している英単語を覚えることはもちろん、片方にしかない英単語を
おさえることで、英検一級の語彙問題の対策になるのではないでしょうか。
語彙問題は英検では肝になってくる所です。
わからなければ解けない。わかれば解ける。非常にシンプルです。
語彙がわかってくると他の分野の底上げにもつながるので、英検を受ける場合は
必ず英単語から勉強を始めましょう。
キクタンのみで英検一級に太刀打ちできるか断定はできませんが、
近いレベルには間違いないくいけます。
そして効率よく英単語を覚えるためにはこれ以上の単語帳はないと思います。
通勤/通学時間が長ければ騙されたと思ってキクタンを使って英単語を覚えてはいかがでしょうか。
きっと続けられると思います。